
バルセロナのFWティエリ・アンリは、チーム史上通算5000本目のゴールを挙げたリオネル・メッシに賛辞を贈り、「メッシはマラドーナによく似てる」と両者を比較した。
「マラドーナについていまさら話すつもりはないが、メッシのようなプレーをする選手といえば、マラドーナしか思いつかない。(1日の)ラシン戦(2-1でバルセロナが勝利)での2点目は、1986年ワールドカップ(準決勝)のベルギー戦でマラドーナが決めたゴール(ペナルティーエリア内をドリブルで4人を抜いてゴールを決めた)を思い起こさせる。レオ(メッシ)にプレッシャーをかけたくはないが、メッシを見ていると、『マラドーナによく似ている』と言わざるを得ない」
“ガナーズ”(アーセナルの愛称)時代、マンチェスター・ユナイテッド(マンU)のクリスティアーノ・ロナウドと対戦した経験を持つアンリにとって、「メッシとC・ロナウド、どちらが優れた選手か」というテーマに論争の余地はないようだ。
「2人は異なるプレースタイルだから比較は難しいが、レオは今まで僕が出会った選手の中でもとりわけ際立っている。ピッチに出て、ほかの選手にはできないようなことをやってのけるからね」
アンリはまた、チームにある程度の“メッシ依存症”が存在することを「当然」とみなしているようだ。とはいえ、「バルサの力はチームメート全体の働きによるもの」と指摘している。
「レオのような選手がいれば、つい依存してしまうのも当然だ。メッシがいなければチームが“死んでしまう”わけではないが、いるに越したことはない。僕たちは、これまで何度もチームとしての力を証明してきた。いいボールはいつも後方から来るし、それを前線がうまく生かしてきた。つまり、チーム全体としての存在が大きいということだ」
また、「チーム史上5000本目のゴールを自分自身が挙げたかったのでは」という問いに対しては、「記念すべきゴールは、チームで長い間プレーした選手がマークした方がいい」と答えている。
「クラブの歴史に残る瞬間には、プジョル、シャビ、レオ、エトーらチームで長い間プレーしている選手がかかわる方がいい。クラブにとって特別な出来事だからね。5000ゴール目を決めたかったのは認めるが、サミュ(エトー)やほかの選手が決める可能性もあった。誰が決めようと快く受け止めるべきだし、メッシにはそれだけの価値があったということだ」
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